潤滑剤(オイル・シリコン・グリス)の特徴・用途

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潤滑剤とは

潤滑剤とは滑りを良くしたり、艶を出したり表面の保護などに使う事が出来ます。
潤滑剤にはオイルスプレー・シリコンスプレー・グリス(グリース)スプレーなどがあります。
それぞれ用途、向き不向きがありますので把握しておきましょう。

選び方
・オイルスプレー→潤滑、艶出し(金属)
・シリコンスプレー→潤滑、艶出し(プラスチック)
・グリーススプレー→潤滑、奥まった場所をグリスアップしたい

それぞれに関して詳しく解説していきます。

オイルスプレー(オイル潤滑剤)

オイルスプレーには「艶出し」「浸透」「保護」「防錆」の効果があるものが多いです。
金属に使う事が多く、固着したネジを緩めることに使ったり(浸透)、磨きに使ったり(艶出し、防錆、保護)する事が多いです。

注意点

オイルスプレーはプラスチックやゴムを侵すものが多いのでプラスチック、金属には使わないようにしましょう。

ポイント
・潤滑、艶出し、浸透、保護効果
・金属に使える
・プラスチック、ゴムには使えない

KURE(呉工業) 5-56 (430ml)

KURE(呉工業) 5-56 (430ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1005 [HTRC2.1]

オイルスプレーといえばKURE5-56ですよね。
ホームセンターにも売っている安くていろいろな用途に使えます。

スズキ機工 LSベルハンマー スプレー420ml

スズキ機工 LSベルハンマー スプレー420ml

一時期TVで紹介され有名になったベルハンマー。
極圧剤が入っています。金属同士が触れ合うと皮膜を作り、皮膜が潤滑の役割を果たします。

化研産業 潤滑剤 NASKALUB ナスカルブ 超極圧潤滑剤 スプレー 420ml

化研産業 潤滑剤 NASKALUB ナスカルブ 超極圧潤滑剤 スプレー 420ml

化研産業の潤滑剤 ナスカルブ。
ベルハンマーに入っている潤滑剤の製造元です。
忖度無しに言ってベルハンマーはどんどん極圧剤の比率が減っていっているので、コチラのナスカルブの方がお勧めです。

シリコンスプレー(シリコン潤滑剤)

シリコンスプレーはプラスチック、ゴムを侵さずに使える潤滑剤です。金属にも使う事が出来ます。
オイルスプレーと同様に、「艶出し」「浸透」「保護」「防錆」効果があります。
白くなった樹脂部分の艶出し、プラスチック部分の動作が悪い時に使われる事が多いです。
「じゃあオイルスプレーでいいじゃん」って思うかもしれませんが、
シリコンスプレーよりもオイルスプレーの方が浸透力が優れているのです。
ですので、金属に使うのか否かで選べばいいと思います。

ポイント
・潤滑、艶出し、浸透、保護効果
・プラスチック・ゴムに使える
・金属にも使える
・オイルスプレーほどの浸透力はない

KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレ- (420ml)

KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレ- (420ml) [ For Mechanical Maintenance ] 潤滑・離系剤 [ 工具箱の必需品 ] [ KURE ] [ 品番 ] 1046

KUREのシリコンスプレー。
プラスチックやゴムの艶出しを行う人はコレを使いましょう。

グリススプレー(グリース潤滑剤)

グリススプレーは「潤滑」効果がメインに使う事が多いです。
奥まった場所へのグリスアップに使います。
普通は分解しないとグリスアップできない狭い場所だったりにスプレーで吹きかける事ができるので作業効率が大きく上がります。

ポイント
・潤滑効果
・粘度が高い
・奥まった場所へのグリスアップに最適

KURE(呉工業) グリースメイト (180ml)

KURE(呉工業) グリースメイト (180ml) スプレーグリス [ 品番 ] 1057 [HTRC2.1]

KUREから出ているグリススプレーです。
浸透力はありませんが、粘度が高いので浸透力を求めないシャッターや車のトランクへのグリスアップに向いています。

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