フラットニッパーで針金を切ると刃こぼれする原因と対策

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ニッパーで針金などを切断。
刃元を見てみると刃こぼれしている。
そんな経験はないだろうか?
そんなに頻繁に刃がダメになってしまっては費用も馬鹿になりません。

刃が欠けてしまう原因は、切断能力以上の物を切断している可能性が非常に高い。
分かりやすく書くとプラスチック切断用のニッパーで金属を切断している可能性が高い。ということである。

この記事ではニッパーで針金を切るを刃こぼれする原因と対策を書いていく。

ニッパーには片刃と両刃が存在する

知らない人も多いがニッパーには片刃のニッパーと両刃のニッパーが存在する。
もちろん別れているからにはそれぞれに特徴があり、メリットデメリットが存在する。

フジ矢 スモールニッパ 110mm 刃部鏡面仕上げで切れ味抜群 より線Ф2.0まで切断可能 MP4-110

こちらはフラットニッパー、片刃のニッパーです。

TTC 強力ニッパー JIS 160mm CN-160

こちらは普通のニッパー。両刃のニッパーです。
工具セットなどに入っている事も多いのがこのタイプ。

片刃ニッパーで金属を切断してはいけない

冒頭にも書いたように片刃ニッパーで針金などの金属を切断すると刃こぼれを起こしてしまう。
原因はフラットニッパーの多くはプラスチック切断用だからである。
フラットニッパーは切断めんを真っ直ぐに斬ることができる用片刃で作られている。

タイラップなどを斬る際に役に立つニッパーなのだ。

針金を切断したいのなら両刃ニッパーを使おう

針金やワイパーブレードなど金属を切断したいときは、両刃のニッパーを使うようにしよう。
片刃ニッパーと違い両面とも研がれている為フラットニッパーに比べて切断能力が高い場合が多い。
また、金属を切断で使用することを想定しているので、材質も耐久性の高い物が使われている。

両刃ニッパーでプラスチックを切断してもいいのか

では両刃ニッパーでプラスチックを切断するのはどうだろう。
結論から言うと着ることはもちろん可能である。
しかし、切断面がフラットでない為、タイラップなどの切断に使用すると怪我などの恐れがあるだろう。

用途にあったニッパーを使おう

上でも書いたように、フラットニッパーと両刃ニッパーにはそれぞれに向き不向きがある。
タイラップやプラモデルなど、プラスチックの物を斬るときはフラットニッパー、針金やワイパーブレードなどを斬るときは両刃ニッパーがいいだろう。

ポイント
・ニッパーには片刃、両刃が存在する
・針金を切断するときに刃こぼれする多くの原因はフラットニッパーを使っている
・タイラップやプラモデルなどプラスチックの切断にはフラットニッパー
・針金やワイパーブレードの切断には両刃ニッパーが向いている
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